写真・その他  
CONTENTS
研究室について
教授あいさつ
スタッフ紹介
研究内容
業績
病理診断について
長崎被爆者腫瘍組織バンク
大学院生募集
写真・その他
長崎大学原研病理[スタッフ・ブログ]
 
 
ホーム写真・その他>2011年5月〜2012年4月(近況)
 
2011年5月〜2012年3月 【近 況】
 
近 況学会報告学生・研修医の皆さま

歓送迎会
2011-08-08 14:21:22

7月14日に教授秘書のOさんの送別会と、新しく秘書として入られたYさんの歓迎会をピエドポーにて行いました。



万華鏡20号を発行しました
2011-08-04 16:00:12

 7月に万華鏡20号を発行しました。今年3月に大学院を卒業された柴田先生から近況報告をいただきました。

「組織診断が自分に与えた影響」
長崎大学大学院 腫瘍外科   柴田健一郎

自分は2007年に長崎大学医歯薬総合研究科大学院へ入学し、2008年から2011年まで原研病理教室で学ばせて頂きました。
病理教室での研究を希望致しましたのは、病理組織を用いた研究をしたい、ということだけでなく、昔から苦手な分野である組織学を克服したい、外科領域で治療選択の決め手となることが多い病理診断を自分でもできるようになりたい、という理由がありました。
実際行わせて頂いたのは、食道癌組織を用いた血管新生因子の免疫組織染色を主体とした実験であり、その結果なんとか学位取得までこぎつけることができました。しかし自分の中で特に大きかった出来事は、在学中に乳腺病理の面白さに気づいたことでした。MRIやマンモグラフィなどの画像も病理組織像をイメージすることで読影しやすくなり、さらには手術そのものの理解も深まったような気がします。もちろんこれは乳腺分野に限ったことではありませんが、診断から治療まで携わる乳腺外科医には病理組織の理解は非常に重要です。それまでなんとなく消化器外科志望だった自分が、それまでほとんど診療経験の無かった乳腺外科を強く志す大きなきっかけが病理診断に携わることでできたわけです。これは本当に予想していなかったことでした。
大変奥深く、興味深い病理組織学ですが、残念ながら学生や研修医にはやや不評のようです。講義内容からと思いますが、顕微鏡を眺めて難しい診断名をつけるイメージを持っている学生や研修医が多く、実際自分もその一人でした。しかし臨床の仕事として行われる病理診断は講義内容とは大違いです。実際の病理診断医は臨床医と連絡を取り合いながら病歴や合併症を確認し、組織像から患者背景をイメージしながら診断を進めます。診断結果の治療への影響力は非常に強く、手術中に提出される迅速組織診断は手術法にまで影響します。完全に臨床医であり放射線科医に近いイメージでしょうか。
この文章をどういう方が読まれるかはわかりませんが、病理医を志すかどうかに関係なく、どの科の人間であっても病理診断を学ぶ価値は大いにあります。
最後になりますが、中島正洋教授には御指導いただくとともに、最後まで色々なわがままを聞いていただき、本当にお世話になりました。また原研病理の先生方、スタッフには大変お世話になるとともに多くのご迷惑をおかけしてしまいました。さらに前教授の関根先生、前準教授の中山先生、産婦人科に戻られた平川先生にも実験の指導とともに公私共にお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。


歓迎会
2011-11-01 11:53:04

5月30日に、新しく原研病理に入られた技能補佐員のIさんとGCOE技術員のAさんの歓迎会を行いました。

この日は病理各論(血液・リンパ)の特別講義に来られた、久留米大学の新野先生も参加して下さいました。
 
国立大学法人長崎大学
Copyright(C)