長崎大学グローバルCOEプログラム「放射線健康リスク制御国際戦略拠点」
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海外学会参加報告
 
 
第2回アジア放射線研究会議(ACRR 2009)報告

分子診断学研究分野  鈴木啓司


 平成21年5月17日から20日までの3日間、韓国ソウル市にある国際会議場において第2回アジア放射線研究会議(ACRR)が開催された。今回の会議は、4年前の平成17年に広島で開催された第1回ACRRに引き続く第2回大会として開催されたものである。もともと、放射線科学の分野では、4年ごとに開催される国際放射線研究会議(ICRR、次回は2011年ワルシャワ)が国際レベルで開催される最大の集まりであったが、アジア地区での放射線研究の進展にともない、ICRRのアジア版をつくろうとの気運が高まり、4年前に第1回の会議が日本で開催されたわけである。
 今回は、韓国放射線研究連合(KARR)が開催母体となり、韓国、日本、中国など28カ国から611名の参加者を得て開催された。このうち、実際の登録参加者は400余名で、学生参加者は177名であった。発表演題は300演題を超え、韓国では放射線医学領域の研究がとりわけ盛んであることから、放射線治療、放射線診断、核医学の領域を中心に活発な議論が交わされた。その内容については、以下、参加した原研諸氏の報告にその詳細は譲るが、アジア諸国の若手研究者が多数参集しているのを見るにつけ、この分野がアジアにおいて明るい将来を持っていることを確信せざるを得なかった。次回、第3回大会は、2013年に中国北京で開催されることが決まっているが、その時までにはさらに多くの若手研究者が集い、さらにその研究が発展していることは疑う余地もない。
 
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