長崎大学グローバルCOEプログラム「放射線健康リスク制御国際戦略拠点」
長崎大学
JAPANESE ENGLISH
活動 Activities
ホーム活動学術交流>韓国派遣報告
 
学術交流
 
   
韓国派遣報告 報告書


【派遣者】
熊谷敦史(永井隆記念国際ヒバクシャ医療センター)、岩尾敦彦(医学部・歯学部附属病院 技能補佐員)
【目 的】 在韓被爆者健診・健康相談データベース入力作業
【派遣先】 大韓赤十字社(大韓民国ソウル特別市中区南山洞3街32)
【期 間】 2008年8月4日−8月9日
【背景と意義】
 厚生労働省の在韓被爆者健康相談事業として、約3,000人の在韓被爆者に対する毎年の健康診断、約3年に1回の頻度で日本人医師による健康相談が行われている。長崎大学も原研内科・永井隆記念国際ヒバクシャ医療センターを中心に同事業に参画している。2008年6月末までに在韓被爆者健康相談事業は、2004年度の2度の試験実施を含めて計9回実施されている。この健康診断・健康相談で得られた全情報は大韓赤十字社に紙媒体として保管されているが、紙ベースであること、また健康相談による診断名・今後の方針等が日本語表記であること、また担当した医師によって診断基準が異なることなどから、大韓赤十字社としてはデータ処理ができず、その結果これまで継続的・包括的な活用がなされず、また過去5年にわたり実施してきているものの、健康調査としての疫学解析もできなかった。そこで今回、在韓被爆者の健康疫学解析を目的に、2008年6月に健康診断、健康相談を行ったソウル地区の健康相談参加者を対象にデータベース(過去最大3回の健康診断結果、前回・今回の健康相談時の診断名・問題点)を作成した。
【事案の概要】
(1) 健康診断検査データ、健康相談の診断名・問題点の入力・管理用様式の作成(担当:熊谷)
(2) 大韓赤十字社に保管されている2005年以降の健康診断検査データの(1)への入力(担当:岩尾)、2004年以降の健康相談時の診断名・問題点の(1)の様式への統一基準による入力(担当:熊谷)
【データ入力対象者数】
健診受診者数:355名、健康相談参加者数:275名
 
(永井隆記念国際ヒバクシャ医療センター 熊谷敦史)
 
home
ご挨拶
概要
組織
プロジェクト
国際放射線保健医療研究
原爆医療研究
放射線基礎生命科学研究
活動
セミナー
シンポジウム
ワークショップ・講演会
学術交流
e-Learning・遠隔教育
海外学会参加報告
WHOとの連携事業
出版
業績
人材募集
ニュース
一般の皆さまへ
放射線診療への不安に
お答えします。
放射能Q&A
プロジェクト紹介
(長崎大学広報紙)-PDF9MB
チェルノブイリ原発訪問記
大学院生 平良文亨
関連リンク
サイトマップ