ごあいさつ

教授あいさつ 人類遺伝学研究分野:吉浦孝一郎
長崎大学原爆後障害医療研究所
人類遺伝学研究分野(原研遺伝) 教授
吉浦 孝一郎


 人類遺伝学教室では,遺伝子・DNAを解析対象とした研究を推進しています。原爆後障害医療研究所の中にあって,我々の役割は,DNAの側面から被爆の影響を明らかにすることだと考えて日々研究しています。この研究の延長線上に,DNAの多様性と疾患の関係を考える研究も位置します。ですから,我々の教室での研究課題として,各種疾患(遺伝性疾患やその他全ての遺伝子に関連する疾患)解析は重要な位置づけを持っています。
 長崎の原爆後障害医療研究所という特命をもった研究所ではありますが,出来ることを精一杯努力して一つ一つ成し遂げていこうと思っております。
研究室の歴史
   
昭和37年 長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設の創立
昭和41年4月 先天異常部門(現人類遺伝学教室の前身)設立
昭和41年8月 塩見敏男が初代教授として就任
昭和59年10月 新川詔夫が第二代教授として就任。人類遺伝学研究を開始。
平成20年4月 吉浦孝一郎が第三代教授として就任。