長崎の原子爆弾被害に関する科学的データ
原子爆弾被害の医学的側面
長崎原爆の人体に与える影響
急性期
原爆による死亡率
急性期症状の頻度
脱毛
大腸
骨髄組織
後障害初期
ケロイド
原爆白内障
染色体異常
小頭症
後障害後期
白血病
甲状腺がん
乳がん
胃がん
悪性腫瘍の部位別相対リスク
多重がん
精神的影響
原子爆弾被害の物理的側面
物理的被害
物理的被害地図
物理的影響
爆風による影響
熱線による影響
放射線による影響
原子爆弾被害の疫学的データ
被爆者データベース
被曝線量と死亡率
抜歯資料を用いた被曝線量推定
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白血病
A 正常 B 急性リンパ性白血病
C 急性骨髄性白血病 D 慢性骨髄性白血病
A: 正常の骨髄血液像;正常顆粒球系と赤芽球系の細胞がみられる。
B: 急性リンパ性白血病(ALL);小型のリンパ芽球が著しく増殖している。
C: 急性骨髄性白血病(AML);大型の骨髄芽球が著しく増殖している。
D: 慢性骨髄性白血病(CML);各成熟段階の顆粒球系細胞が著しく増殖している。
E: 白血病の病型別粗発生率(放射線影響研究所の寿命調査集団、1950~1987年)
病型別粗発生率
急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、慢性骨髄性白血病(CML)で線量反応関係が認められた。
現在までの研究によると、放射線誘発白血病は充実性腫瘍とは異なり、被爆2年目頃よりすでに発生がみられ、5~7年目にはピークに達した。そして、過剰相対リスクは被爆時年齢の低い者ほど高いことが分かっている。
[Preston DL,他、RERF TR 24-92、Radiat Res 137:S68-S97、1994より引用、改変]
原爆後障害医療研究施設