長崎の原子爆弾被害に関する科学的データ
原子爆弾被害の医学的側面
長崎原爆の人体に与える影響
急性期
原爆による死亡率
急性期症状の頻度
脱毛
大腸
骨髄組織
後障害初期
ケロイド
原爆白内障
染色体異常
小頭症
後障害後期
白血病
甲状腺がん
乳がん
胃がん
悪性腫瘍の部位別相対リスク
多重がん
精神的影響
原子爆弾被害の物理的側面
物理的被害
物理的被害地図
物理的影響
爆風による影響
熱線による影響
放射線による影響
原子爆弾被害の疫学的データ
被爆者データベース
被曝線量と死亡率
抜歯資料を用いた被曝線量推定
本HPの小冊子(PDF)をダウンロードできます。
画像をクリックしてください。
日本語・English  日本語
 English
中文  中文
korean
お問合せ
染色体異常
A 発症率
100cGy(1センチグレイ=1ラド)以上の高線量の被曝群での末梢血中造血幹細胞(GM-CFC、BFU-E)における放射線誘発性染色体異常の頻度を示す。検索した幹細胞総数に対する異常核型保有細胞の頻度を被曝線量別に示した。線量の増加に比例してその割合も上昇している。
B 染色体
高線量被曝例で観察された末梢血中造血幹細胞の染色体異常核型(a)と末梢血Tリンパ球の異常核型(b)。いずれも極めて類似の核型異常(染色体数46本、XY 性染色体、C群染色体の短腕欠失および過長)を示す。このことは放射線障害が全能性造血幹細胞レベルに及 んだことを示唆する。
[Amenomori et al., Exp. Hematol. 16, 1988]
原爆後障害医療研究施設