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昭和27年原爆班研究報告
原子爆弾症研究経過報告:
三宅 仁
東京大学医学部病理学教室の教授三宅仁による報告。
慢性原子爆彈症の病理組織学的所見を得るための研究についてのもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
原爆災害調査研究班
第1回協議会:
筧 弘毅
昭和27年9月29日、広島医科大において開催された協議会において、東大放射線科の筧弘毅らにより「エックス線照射廿日鼠の死亡率に及ぼす諸薬剤の影響について」が報告された。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
中泉教授あての手紙:
菊池武彦
菊地武彦(京都大学)から中泉教授宛てへの手紙で、塩田広重委員長からの、昭和27年度原爆災害調査概要報告概要書の提出通知に対する研究進捗の返事を書いたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
広島の原爆症について:
蜂谷道彦
原爆災害調査研究班への研究報告の送付に関する手紙。既発表のものと未発表のものの一覧を添付している。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
Ⅰ.原爆7年後に調査した大竹町在住被爆者の外科学的所見:
河石九二夫, 藤浪 武, 宇根本政之
広島醫大全体のものを渡辺委員より提出されたもの。
研究テーマ4編について研究分担者などが記載されている。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
Ⅱ.原爆7年後に調査した大竹町在住被爆者の産婦人科的所見:
田渕 昭、高田禾苗、大東澄夫、三好敦史、石田順一、船橋税穗、中田義正、森脇一彦、金谷富生、野間正敏、瀬戸紀守
廣島医科大学産婦人科学教室の高田禾苗らによる調査成績の報告。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
Ⅲ.原爆7年後に調査した大竹町在住被爆者の内科学的所見:
浦城二郎、佐々木甲子郎
廣島医科大学内科学教室の佐々木甲子郎らによる大竹町在住被爆者中、内科的愁訴のある130名について内科学的検索の結果を報告したもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
Ⅳ.原爆7年後に調査した大竹町在住被爆者の血液学的所見:
渡辺 漸、山本 務、広瀬文男、姫野多喜男、平本忠憲、松浦憲治、内田義雄、大下徹夫、大下浩二、山本 武、藤谷昭平、山田 明
広島医科大学病理学教室の山本務らによる大竹町在住被爆者278名について血液学的検索を実施した結果の報告。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
原子爆弾災害の総合調査研究報告:
調 来助
研究代表者である調来助が4つの研究テーマに関する研究分担について報告したもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
被爆児の運動機能及智能調査、原爆の免疫形成に及ぼす影響:
和泉成之
被爆児の運動機能及智能調査と原爆の免疫形成に及ぼす影響を調査した結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
被爆児童の発育に関する研究:
安中正哉
被爆児童の発育に関する研究結果についてまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
被爆による母体環境の変化が胎生期臓器形成に及ぼす影響:
林 一郎
被爆による母体環境の変化が胎生期臓器形成に及ぼす影響についてまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
被爆者屍体病理解剖学的並に病理組織学的研究、特に血液病について:
松岡 茂、松永春二、河部康男
被爆者屍体病理解剖学的並に病理組織学的研究、特に血液病について調査結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
原爆放射能の口腔領域に及ぼす影響:
富崎利親
原爆放射能の口腔領域に及ぼす影響を調査した結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
母体の被爆が胎児の視器に與えた影響に就ての研究、原爆による眼外傷:
廣瀬金之助
母体の被爆が胎児の視器に與えた影響、原爆による眼外傷、放射能に因る白内障についての調査結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
被爆者の造血臓器中のCo含量に就いて:
頼尊豊治
被爆者の造血臓器中のCo含量に就いて調査した結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
原子爆彈と白血病:
影浦尚視、朝長正允
原子爆彈と白血病に関する調査結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
長崎市に於ける原爆受傷者の外科的後遺症調査:
調 来助
長崎市に於ける原爆受傷者の外科的後遺症調査結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
長崎に於ける女生徒の初経期調査、特に原子爆彈による影響に就いて:
三谷 靖
長崎に於ける女生徒の初経期調査、特に原子爆彈による影響についての結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
原爆児骨骼(前膊骨)のX線所見:
濱里欣一郎
原爆児骨骼(前膊骨)のX線所見に関する調査結果をまとめたもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
九大病理學 入江英雄による実験的研究:
入江英雄、操 坦道、小野興作
九州大学医學部病理學教室所属動物実験室にて、研究協力者操及び入江両委員と共に一定量のレントゲンを照射した白鼠につき、研究に着手し、データを蒐集中である。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所
白血病観察に関する原子爆彈災害調査研究班報告:
操 坦道
白血病観察に関する調査研究の結果を昭和27年12月5日に報告したもの。
所蔵 広島大学 原爆放射線医科学研究所